外壁タイルの浮きを意匠性を維持しながら補修
プレスダウングラウト工法
プレスダウングラウト工法はアルミ製のフレームを取り付けて壁面にタイルを押し付けて樹脂を注入して浮きを補修します。
注入が困難な50二丁タイル直貼仕上げの補修に最適な工法です。
プレスダウングラウト工法の特徴
従来工法では注入した樹脂の圧力がタイルを押し上げてしまうため弱い力でしか注入できないのに対し、プレスダウングラウト工法はアルミフレームが樹脂の浮きを押さえて横に広げることで浮き部全体に樹脂を拡げます。
さらに樹脂の戻りを防ぐPDピンを用いることで外壁表面の汚染を防ぎます。
従来工法
プレスダウングラウト工法
PDピンニングエポキシ樹脂注入工法
特殊コンクリートビスのPDピンは躯体コンクリ―トに切り込み機械固定されます。このためエポキシ樹脂が硬化しなくてもピンが飛び出す心配がありません。
また、ビス頭が注入孔を塞ぐので樹脂の戻りがほとんど無く、外壁表面を汚染しません。ビス頭はタイル目地幅5mmに収まるサイズなので、タイル張り仕上げ
の注入工事でも意匠を損ないません。
注入圧により浮いたタイル
プレスダウングラウト工法による仕上がり
安心のPL保険加入工法
プレスダウングラウト工法はPL保険(生産物賠償責任保険)に加入しています。PL保険とは、提供した「生産物」や「仕事の結果」に起因する賠償責任を負担した場合の損害をカバーする保険で、工事が終了してお引き渡しした後に剥落などにより第三者の身体障害又は財物損壊が生じた場合に適用される保険です。
※:PL保険は瑕疵保険ではありません。